More Smile

こんにちは池やんです。これからの日本は超高齢社会に突入するといわれています。今後、病気を発症する前の一次予防の啓発活動を行いたいと思い普段感じること・予防・病態について発信していきます。少しでも多くの方の役に立ちたい、皆さんが少しでも参考になり、"より笑顔(More Smile)"にできる記事を心掛けていきます

認知症とは?

f:id:ikeyanblog:20170912213953j:plain
こんにちわ♪


認知症についてお話したいと思います!


皆さん認知症はもうご存じですよね?


運転事故とかでもよくニュースに上がっていることを見かけますかね?

今日本では高齢化が進んでおり認知症に対しての理解や取り組みがたくさんなされてると思います。



世間ではボケた人とかで軽蔑されやすいですが病態や症状を理解することでそんな目線も変わるかと思います。

これから認知症の病態と症状についてお話ししていきたいなと思います!




簡易的に物忘れと器質的による認知症とありますが
例えばお昼ご飯を食べたあとの会話で


①「えーとお昼ご飯は魚やったけな?お肉やっけな?、、、、、あ、お肉だ!!!」


②「お昼ご飯はまだ食べてません」


と会話があったとします。


①は加齢による物忘れ
②は記憶障害の低下(脳の病態低下の進行)

と②の会話では認知機能面の低下の可能性があるのではないかと思われます。


認知症の中でも

変性的疾患(アルツハイマーレビー小体型認知症、ピック病)

脳血管型認知症の4種類が主と言われており

日本ではアルツハイマー認知症が一番多いと言われています。



人の脳のなかでは海馬という記憶の中枢を司る部分と大脳皮質(長期記憶に関与)がありますが

アルツハイマー認知症は初期ではこの海馬と言われるエリアが萎縮していきます。

初期の萎縮では軽度の記憶障害が起こります。

「あ、この人の名前なんやったっけな?」
「あれ?やろうとしてた用事なんやったけな?」

とかとかちょっとした物忘れ(記憶障害)がおおくなり



進行と共に大脳皮質と言われるエリアにも萎縮を起こします。


時間とか場所(見当識障害)がわからずに徘徊が起こってしまったりと言った症状も出てきやすいですね。



末期には広範的な脳の萎縮が起こり無欲、寝たきりと言った病態に繋がるかたも多いです。




記憶には三種類
①記銘(記憶を覚える、新たに習得する)
②保持(習得した内容を脳にとどめとく)
③想記(脳にとどめていた内容を再び思い出す)


という順番が一般的に言われています。



物忘れによる方は③のみが障害されやすく
脳の器質的変化をもたらした方は①~③が障害されやすいと言われています。


なので覚えることも難しかったりしますね。



一般的に介護に大変とされているのはBPSD(行動、心理症状)であり脳の器質的変化によって上記のような事が起こります。

わかっていただきたいのは本人は必死に覚えだいたいが記憶の中枢のエリアが変化を起こしているためなかなか覚えれないということを理解して頂きたいです。



たとえば骨折したときなんかは
骨折ったから痛いよね?
歩けないよね?

と理解を示します



脳梗塞なら
手が動きにくいよね?

と理解を示します



みんな病態に対して理解を示しています。




認知症の方も海馬が萎縮しているから
覚えにくいよね?
大変だよね?


って本人の気持ちにそって理解してあげることが一番大事です!!



「何でなんかいもゆってんのにわからんの!?!?」

なんてゆうと本人は戸惑いを感じ、気持ちがすごく傷つきます。


回りにこういう方がいるとこういうことに気を付けてほしいです!!




相手の立場にたって気持ちを考える。

すごい大事なことだなぁー。

といつも感じます。